石川哲二先輩送別会


                                  作成者:魚住時弘・藤本晃三

旧三商大OB戦(東京)で長らく活躍して頂き、また全日本ベテラン選手権優勝など神戸大
学庭球倶楽部の名を挙げられた石川先輩(昭28)が4月下旬に神戸に引っ越されるとの
事で4月16日(金)神宮テニスクラブでテニス、青山の「北海屋」で会食のお別れ会を開いた。
先ず、午後3時から2時間、室内コート2面を使用して石川先輩とのゲームを楽しんだ。
「引越しの荷作りで腰が痛くなった」と、コート上の強者も慣れない作業には閉口された
様子であったが、ゲームが始まると持ち前の強いフォアハンドが冴えて随所に好ショット
を連発されていた。 参加者全員が石川先輩とプレー出来るように、幹事が4ゲームセット
の試合運びを考えていたが、石川先輩のご希望で6ゲームセットになり、下記2セットを
行った後、近藤氏との乱打練習を楽しまれた。
     石川・藤本 6−2 古瀬・中野、  石川・矢野 5−5 田中・南後
古瀬・田中両氏も日頃の練習の成果と見られる好ショットが周囲の拍手を誘った。
また、わざわざ栃木県那須から駆けつけた矢野氏は、前日地元の試合で優勝した
とのことで、元気一杯のラケット捌きを披露。 他方、田中氏から熱心に誘われて重い
腰を上げた海老氏はKUTC東京テニス会には初参加であったが、日頃奥様と一緒に
近所のご夫人連中の相手をしているだけあって、回転の掛かったサーブやネットプレー
が光り、これなら三商大OB戦にも十分通用するとのお墨付きを周囲から得た。
南後・近藤・中野氏は近々始まる東京オープンを前に順調な仕上がりぶりを見せていた。
その他の結果は以下のとおり。
南後・矢野 6−0 近藤・海老
古瀬・南後 6−1 田中・中野
藤本・中野 6−2 近藤・海老

なお、石川さんが引越し荷物を整理していたら出てきたと、古い写真を皆に披露された。
それは市山・中島・藤本の3人がロンドン駐在の1974〜5年頃に、日本から出張された
石川さんを、当時市山氏がメンバーだったCumberland Tennis Clubへお招きしてプレーし
た時の、今から約30年ほど前の写真で、今と比べてその若さに皆ビックリの一枚であった。
かくして和気藹々の送別テニスもあっと言う間に時間切れとなった。

引続き5時半から青山2丁目の「北海屋」に席を移し会食となった。
田中支部長が音頭を取り石川先輩の今後のご活躍とご健康を祈念して乾杯の後、
石川先輩から「住吉を歩いていたら建築中の良いマンションが有りモデルルームを
見に行ったら、可愛い女性が熱心に説明して呉れたので衝動買いをしてしまった。」
と転居の裏話、「今後、全日本ベテラン選手権75歳の部で優勝を狙うため暫くじっと
我慢して練習に励みたい」などの話があった。 その後はワイン、ビール、酒、焼酎、
ウーロン茶と美味しい和食で、楽しいテニス談義や、石川・古瀬・矢野氏が神戸一中の
同窓会?など盛り上がり、古瀬氏の締めの挨拶と記念撮影で8時半頃にお開きとなった。

参加者:後列左から、近藤(昭38)、中野(昭39)、海老(昭38)、藤本(昭37)、南後(昭37)。
    前列左から、矢野(昭39)、田中(昭34)、石川(昭28)、古瀬(昭32)、魚住(昭33)。
以上